まいにち、アミもの。

モト編み物講師アミのブログ。あれこれ考えてます。

【Garfunkel】何度編んでもぶつかる壁…【button band knitting】

こんにちは!
ニットサークル『QUINIENTOS(キニエントス)』のアミです。

今日は3回目になる、大好きなJustynaさんのパターン「Garfunkel」の、いっつもぶつかっている壁について、ちょっとお話したいと思います…

かなりピンポイントな話題なのですが、もし「分かるよ~」「できたよ~」って方がいらっしゃったら、ぜひアドバイスいただけたら嬉しいです!

Garfunkelについてはこのブログ開設後にも編んでいるので、一度ご紹介済みなのですが、実は毎回悩んでいる箇所があります(汗)

ちなみに過去記事はこちら。

quinientos-amimono2018.hateblo.jp


写真を見ていただくと分かるんですが、カウルの下の方にある10cm長さ程のボタンバンド(日本語だと、前立て、というんでしょうか)の編み始めから輪編み→往復編みに切り替わります。
輪じゃなくなるので、まぁここは当然ですね。

その切り替わってから2段目、裏編みが終了した時点でこのような指示があります。

pick up and knit 9 sts through purl bumps on WS.

(WS(裏側)から裏編みの横の膨らみを9目拾って編んでね)

 

これは、表側に返してではなく、裏編みが終わったらそのままの向きでやる作業のようなんですが、ここでいつも悩みます。(実は今回も負けて既に先に進んでいます)

Ravelryでヒントを探したところ、なんとHELPを出している人がいて、その方も同じところについて質問していたのです!

やったー!と喜々として読み進めていたんですが。
これまで2回編んだときに自分なりに読み取った解釈とは、全く違う答えがそこにありました。。。

ボタンバンドって、ボタンのついているバンド(下)とボタンホールのあるバンド(上)が、ボタンを留めたときに重なり合うのが普通ですよね。

なので、ボタンバンドを追加で作る際、重なり合う部分を、増目などして編み地が重なる部分を作り、最後にそこを上下重なるようにかがって留める、などするかと思うんですが、Garfunkelはボタンバンドが始まるやいなや(9目重なる部分を)拾い目してね、と言ってきてるわけです。

パターンの指示を見る限りでは、編み地の端の目から裏目の膨らみを9目拾う感じに読めますが、HELPの中では、

work the button band sts in rib and work through WS until the end. And once you reach the end don’t work RS immediately but continue as if behind the already existing button band. Look on the WS there should be bumps.(中略)

lift them with the tip of LH needle to create sts and pick up 9 new sts.

(ゴム編みのボタンバンドを裏側で最後まで編んで下さい。それからすぐに表に返すのではなく既に作られているボタンバンドの後ろに続けるように作業します。裏側を見ると、裏編みの膨らみが見えるはずです。(中略)
それらを左の針先で持ち上げ、9目拾い目をして新しく目を作ります)


Justynaから、このように説明がされていました。
だいぶ細かく説明をしてくれています。が、

まず左針がこの時点で動かせないんだが(汗)


「既に作られているボタンバンド」とは、現時点で(裏側から見て)左手に見えています。
そこを飛び越えて既にあるボタンバンドの後ろから裏目の膨らみを左針で拾うってことだと思うんですが、物理的に無理じゃないですか??

右針ならまだ分かりますが…左側にある編み地から左針で拾うって、絶対に無理ですよね。
しかもボタンバンドの後ろからって、だいぶ位置がズレるんですが大丈夫なんでしょうかこれは。
そしてなんで9目なんでしょうか?先に作ったのと同じく8目じゃないんですか??

…疑問の嵐。

悩みに悩んで、何度もいろんな可能性・方法を試した挙句、今回はもう1本輪針を出動させることとなりました。。。

3回目にして、最も間違っているような気がしてならない方法となりました(笑)

私の英語力とか勘違いとか、いろんな問題もあるとは思いますが、ここでいつもつまづきながら、自分の分かる範囲でアレンジしながら編み上げてきたわけですが。

今度こそ、という夢も、見事に打ち砕かれてしまいました…大好きなパターンだけに、残念です(涙)

自分の範囲でアレンジ。もちろんそれでも全然いいのですが、できることなら100%デザイナーさんの指示するやり方で仕上げてみたいと常に考えてるわけです。。

大好きなJustynaが「この方法が一番だ」と思ってパターンを書いているのであれば、それを共有したい、共感したい、という思いでしょうか。

その上で、自分なりにアレンジする、というのはあると思います。このボタンバンドをいっそなくしてしまう、とかね(笑)

今回は、ちょっとマニアックな話題になってしまいました(^^;)
もしGarfunkelを編んでいらっしゃる方がいて、同じところで悩んでいる方・解決した方、編んでみたいと思っている方や、編み始めたよ!という方などと、情報や想いを共有できたら…と思い、書いてみました。

いつか解決できるのかなぁ?
もし今後、4回目があったとしたら、たぶん懲りずに同じところでまた検証すると思いますが、そのときはまた結果をご報告したいと思います。

現Garfunkelも、ボタンバンドに入ったので、あともう少しです。


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