毛糸の選び方
こんにちは!
ニット・サークル『QUINIENTOS(キニエントス)』のアミです。
初めて編み物される方は、どういった毛糸を買えばいいか、編み針はどうしたらいいのか、迷われる方も多いと思います。
QUINIENTOSでは、編み図に沿ったレッスンを行います。
初心者の方には、編み図にある材料をそのまま揃えてもらうのが無難ですが、おうちにある毛糸を使いたい場合もありますよね。
また昔の編み物本だと、もう絶版で手に入らない毛糸が載っている場合もあります。
今回は、指定じゃない毛糸でレッスンしたい場合、どうしたらいいか?を考えてみたいと思います。
毛糸の選び方
繰り返しになりますが、理想は編み図にある材料をそのまま揃えることです。
同じ材料で編んでいただく方が、その方の癖や編む手の強さが分かるからです。
ただ、好きな色がない、予算が合わない、同じ毛糸が売ってないなど、その毛糸を選べない・選びたくない場合もありますね。
そんなときは違う毛糸を選ぶことになりますが、まず注意して欲しいのは「毛糸の太さ」です。
標準ゲージから選ぶ方法
毛糸は、編み図の指定と同じくらいの太さの毛糸を選ぶのが無難です。
どう判断するかというと、毛糸の帯(毛糸に被せてある筒状のもの)を見ます。
こういったものが、毛糸には必ずついてます。
ちょっと見えにくいですが、右端の枠に、
使用編針の目安
標準ゲージ
という表記があります。
「使用編針の目安」は、この毛糸を編むのに最適な編み針のサイズについて、「標準ゲージ」は、この毛糸で10cm×10cmの編み地を編んだとき、何目・何段になるかを表示しています。
この毛糸の標準ゲージ欄には、32〜33目×10〜11段と書かれています。
10cmに33目編める、ということは、単純計算で1cm=3.3目のサイズですね。
1cmに3.3目って…けっこう細かくない?
…というふうに判断できます。
編み針から選ぶ方法
さっきの帯の「使用編針の目安」は、レース針0〜6号(1.75mm〜1.0mm)となっています。
例えば編み図に指定されている編み針が「かぎ針7/0号(4.0mm)」とあった場合、この毛糸は不適切だということが分かります。太さが全く違いますよね。
太さが全く合っていない毛糸・編み針で編むと、まず綺麗には編めませんし、非常に編みにくいです。
模様があるパターンだとしたら形も崩れますし、風合いも大きく損なわれてしまいます。
ですので、編み図に「かぎ針7/0号」とあったとしたら、毛糸の帯にその前後の号数が書かれている毛糸を選ぶことをオススメします。
帯がない毛糸はどうする?
おうちに眠っていた古ーい毛糸で、もう帯がどこかへ行ってしまった…
よくあるお話です。
手芸用品店に持って行って聞いてもらえれば、だいたい同じような毛糸を見つけてくれます。その帯をチェックしてみて下さい。
もし指定の編み針と表記されている目安の編み針のサイズが全然違うようであれば、その糸を使うのは止めた方がいいです。
「編めたけど、なんか違う…(汗)」という、残念な結果になりかねません…
糸を変えるか、作品を変えるか。
ご自身の編みたいお気持ちと、よく相談してみて下さいね。
レッスンをご検討されている方は、一度編み図と画像を送っていただければある程度判断はできますので、ご相談ください。
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