まいにち、アミもの。

モト編み物講師アミのブログ。あれこれ考えてます。

英文パターンについて

こんにちは!
ニット・サークル『QUINIENTOS』(キニエントス)のアミです。

当教室では、英文パターンのレッスンを行っています。
編み物教室としてはまだ少ないのでしょうかね??実際のところはよく分からないのですが、英語なんてと思わず、編み物好きでしたらぜひ一度はやってみて欲しいです

英文パターンのいいところを挙げてみますと、

  • 素敵なパターンがたっくさんある
  • 編み方がラクチン(なものが多い)
  • 編み図を追っていかなくてもいい
  • 段数にとらわれなくていい(ものが多い)
…とにかく、気楽にできるのが良いんです

何人か初心者の方にレッスンした中で感じたのは、初心者の方の最初の壁は「編み図の見方」ではないかと思います。
JIS記号で表されたあの「編み図」ってやつは、とっても優秀なんですが、あの表記が自分の血肉になるまでは大変だなーと改めて思いました

例えば、編み図でこんなのがあったとします。

無題

無題

2目ゴム編みで出てくる「表目・表目・裏目裏目」の図ですね。

表目を編んだとき、裏側にひっくり返すと裏目が出来ていて、裏目の裏側は表目ができています。
そして編み図は表側から見た図になっているので、往復編みで編み地をひっくり返して裏から編む時は、頭の中で図の逆転が必要になります。
なので、上図は2段目の裏側を編むときは「裏目裏目・表目・表目」と編まなくてはいけません。

…やったことない方だと、ここのくだりで既に難しいと思います
でも、基礎中の基礎なので、ここは絶対に理解しないと編み図での編み物は進みません。。。

これを英文パターンで表してみます。

Row1 k1, k1, p1, p1
Row2 p1, p1, k1, k1

「Row1」は1段目という意味です。
「k」は「knit」の略で、表目の意味です。「p」は「purl」の略で、裏目の意味になります。
数字は、編む目数を表しています。

なので、1段目を「表目・表目・裏目裏目」と編み、2段目を「裏目裏目・表目・表目」と編めば良いということが分かります。

分かりやすくないですか?
ただそのまま、読んだ通りを編めばいいのですよ

そして何より、セーターなどは輪編みでできるパターンがたくさんあるので、とじはぎなくウェアが編み上がるし、何より素敵なパターンがたくさんあります!

英文パターンでも、全体の流れやその他の細かい指示文があります。
当然ながら英語表記ですが、決まった表現が多いのでいくつか編んでいけば慣れていきます。
日本の編み図に慣れるのと同じくらいの労力で十分マスターできます。
編み物経験者ならなおさら大丈夫

私もまだまだ編んだ数は少ないですが、とってもラクチンで楽しいので、興味を持っていただいた方はぜひチャレンジしてみてくださいね

QUINIENTOSでは、英文パターンのレッスンを1時間¥500で承っています。
パターンの読み方メインのレッスンですが、編みながらレッスンもできますので、ぜひご利用くださいね!


2/24(土)・2/25(日)臨時オープンします!
ご予約お待ちしております(^^)♪

ワンコインの編み物教室『QUINIENTOS(キニエントス)』



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