最後の仕上げについて
こんにちは!
ニット・サークル『QUINIENTOS』(キニエントス)のアミです。
今日はおやつの時間くらいに遅めのお昼にと、近くのロ●ホに来て、今までずっと編み物していました。
例の衿つきジャケットの袖は中盤に差し掛かっています。明日には袖山の減目に入れるかなぁ、入りたいなぁといった具合です
さて、昨日の記事でとじはぎ前のアイロンについて書いたので、今日は編み上がった後の仕上げについて書こうと思います。
編み上がったものを、編み上がったまま使ったりプレゼントしたりしていませんか?
編み目が揃わないなぁ…
どうして編み物本みたいに美しく編めないんだろう…??
とお嘆きの方、最後の仕上げをしてますでしょうか?
仕上げにはいろいろあって、スチームアイロンをかける方法や、ウール用の洗剤を入れたぬるま湯で手洗いしたりする方法があります。
水通し、ブロッキングなどと呼ばれてますね。
毛糸によっては、水通しすると風合いや柔らかさが変わるものがあります。
モヘアなどはふわっとするので、ぜひ水通しをおすすめします
そしてなにより!
仕上げをすると、編み目がふっくらして目が揃うんですよ~~♪
私がいませっせと編んでいる衿つきジャケットも、編んだ後はできれば水通ししたいと思ってます。
だって、さんざん手でベタベタ触って、汗やら脂やら、付いてるかも知れないじゃないですか(ていうか、絶対ついてる)
ウールだけど大丈夫?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ウール用で優しく手洗いすれば大丈夫。もちろん擦ったり洗濯機洗いはNGですよ!
やり方は、大きめの洗面器やたらいに、ウール用の洗剤や柔軟剤をぬるま湯に溶かします。
15分ほど置きます。
すすぎも優しく押し洗いし、軽く水気を切ったら、タオルを何重にもしたところへ置いて、のり巻きみたいにタオルで巻きます。
巻いたら軽く上から押して水気を取ります。
ボタボタ垂れないくらいになったら、平らに整えて干します。なるべくゲージのサイズに近くなるように整えて下さいね。
平干し用のハンガーがあると便利です♪
レーシーなショールなどの場合は、しっかりシワを伸ばして干す必要がありますが、100均で売ってるやんちゃってフローリングのシートが大活躍します。
なんかスポンジみたいにふかふかで、端を組み合わせて使えるやつです。
なんていうんだろう?あれ。お子さんがいる家庭なんかでも重宝されますよね
あれに水通ししたショールを広げて、レースの形を整えたらまち針で固定して乾かします。
私はベランダに持ち出して乾かしてしまいますが、邪魔にならなければそのまま部屋干しでもいいと思います。
ほんとは下にすのことか敷くと、通気性もよくて早く乾くんですけどね。
なんちゃってフローリングだけだと、繋ぎ目から水が染みだしてくることが多いので、その下にタオルを敷いておくといいかも知れません。
水通しする前には、必ず毛糸帯の洗濯表示を確認して下さいね。
捨てちゃった…なんて人いませんか?(笑)そういう時はウェブで調べましょう!
水通しNG素材としては、麦わら帽子やかごバッグなどを編むエコアンダリヤ、あとルーポみたいなフェイクファー系なんかも止めた方がいいと思います。
マニラヘンプヤーンは水洗いOK素材なので、大丈夫でしょう。これで夏用の帽子とか編んだら、いつも清潔でいいですね
ちなみに、私がいつも使っているウール用洗剤はこちら。
TWIG & HORN WOOL SOAP(リキッドタイプ)
WALNUTさんで買ったウール用洗剤です。 私はラベンダーを買いましたが、香りもとっても良いんです♪色落ちも少ない気がします。
以上、最後の仕上げについてでした。参考になれば幸いです
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ご予約お待ちしております(^^)♪
ワンコインの編み物教室『QUINIENTOS(キニエントス)』
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