編み図のない編み物の本

こんにちは！
ニット・サークル『QUINIENTOS』（キニエントス）のアミです。

ひょっとしたら前々からあったのかも知れませんが、先日、はじめて「編み図のない編み物本」を見ました。
生徒さんで数人、レッスンの時に持参下さったのですが、正直ビックリしました（笑）

ここまできたか。と（悪い意味で）

編み方の説明には１コマ１コマ写真があって、針を入れる場所には矢印などで指示されているので、一見分かりやすそうなのですが…

オススメはできません

「編み図＋図説」は全然OKです。編み図の理解が深まるので。
でも編み図がないのはどうなんでしょうか。。。。

まず、教えるのが難しいです。。
この写真はいったいどこの部分の説明なのか、編み図で確認したいのにそれがナイ…

それに、矢印の印刷なども微妙にずれてるように見えるし、裏側や横から見てどうなっているのかなど、いろんな角度からの写真があればいいのですが、説明の流れもあるので、だいたい１ショットです。

英文パターンも編み図がなく文章だけなので「それと同じことかなぁ」と思えなくもないですが、あれは目数、編む回数、編み方が全て文章で表されてるので、編み図の代わりだといえます。

ですが、編み図なしの編み物本は、

「編み図って難しいよね、OKOK全部写真つきにしてあげるから安心して」

みたいな、かるーいノリを感じてしまうのです…

編み物へのハードルを低くしようという出版者の思いもあるのかも知れませんが…
ちゃんと歩ける人に最初から車いすを与えてしまうような、危険さを感じるのは私だけでしょうか

編み図を理解できることも、編み物の楽しさの１つだと思います。
できればそう思って欲しいです…きっとどこの先生も、同じように思っているのではないでしょうか。

最初のとっかかりとしては「編み図なし本」でもいいかも知れません。
でもぜひ早めに卒業して欲しい！です！！


★5月の土日レッスン★

5/13（日）×
5/19（土）◎
5/27（日）◎

ご予約お待ちしております(^^)♪
ワンコインの編み物教室『QUINIENTOS（キニエントス）』




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