まいにち、アミもの。

モト編み物講師アミのブログ。あれこれ考えてます。

編み物は数学!【一部覚書き】

こんばんは。

ニットサークル『QUINIENTOS(キニエントス)』のアミです。

 

先日、すごく可愛いネックカバーのパターンを見つけまして、編むべくパターンを見ながらあれこれシミュレーション(シャドーボクシングみたいなもん)してたのですが、久々の分散減目が現れました!!!

 

分散減目(ぶんさんげんめ)というのは、数段ごとに一定の目数を均等に減らし目していく方法で、例えるなら、畑全体(=編み地全体)に、均等に苗を植える(=減目をする)方法みたいな感じです…

分散減目・増目(もあります)が出てくると、いつも専用の計算アプリをさくっと使って処理していたんですが、先生になった以上は理屈で教えられるようにしないとなぁ、と思いまして、高三に数学を教えてる旦那の力を借りて教えてもらいました(笑)

ここからは覚書みたいなものなので、?であっても気にしないで下さいね
もしかしたら間違っているかも知れないし。。。
経験者の方には、ひょっとしたら万が一にでも役に立つかも知れません…

そんなぬるい感じで、よかったらご覧くださいませ

ex)135目から15目分散減目したい場合

135÷15=9 ⇒9目のうちに1目減らす、を15回繰り返せばOK

※たまたま135という数字が15で割り切れたのでこうなりましたが、当然、減らしたい数によっては余りが出る場合もあります!

減目は2目を使ってするので、「9目-2目」で実際は7目編んで減目をします。が、このまま7目・減目・7目・減目…と最後まで編んでしまうと、最後が減目で終わってしまいます。

それはツクシクないので…最初と最後は普通に編みたいんです
畑だって、ほら、畑の隅っこには苗は植えないじゃないですか!!畑の少し内側から植えるでしょ?

そんなわけで、最初と最後の数目入ったところに減目が収まるようにするのが、一般的?だと思います。たぶん。少なくともアミが今まで編んだパターンで、最初や最後の目ががっつり増減目で終わるパターンって見たことないです。
あ、袖ぐりの減目は別ですよ?あれは最初と最後でやります。分散増減目とは違いますからね。

で、どうやって畑の内側に苗を収めるか、の話に戻りますが…

最初の「7目」を分解して最初と最後に回せばOKです

例えば、最初に3目編んでから、減目、7目、減目、7目・・・・減目、と進め(この場合は減目は15回以上できないはずです。念のため15回できているか確認して下さいね)、最後に4目編む とか。
最初に4目、最後に3目でもOKですよ。だいたい真ん中に寄せられていればOKって感じですね。

…という結論を、旦那の求めた式とこちらの計算サイト様を参考に出してみた次第です
Knitting Calculator

ま、皆さんはこれを使えばいいんですw
便利なものはどしどし使いましょう!こちらは英語表記ですが、簡単な英語なので大丈夫です

編み物をやっていると、つくづく「数学頑張っておけばよかった」と思います。
ド文系の私には永遠に無縁だと思ってましたが、中学・高校の勉強って、いつ何が役に立つか・いつ何に興味を持つか分からないから、あんなにいろいろ授業するんですね。

そんなことに40オーバーして痛感しているアミでした。

※今回の分散減目法について※
覚書きにしたつもりですが、正直自信がありません…間違っておりましたらひらにご容赦くださいませ
もし「これ間違ってるよ」とお気づきの方がいらっしゃいましたら、少しでも正確な情報をお届けしたいのでどうぞ遠慮なくコメントお願いします!
私も今後も勉強していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。




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