まいにち、アミもの。

モト編み物講師アミのブログ。あれこれ考えてます。

ゲージは大事

こんにちは。
ニットサークル『QUINIENTOS(キニエントス)』のアミです。
ここ数日急激に冷え込んできてますね
編みかけでずっとほっぽっているセーターを急いで編み上げないと!…と思った今日この頃です(笑)

この前は、綺麗な編み目にするにはどうすればいいか?ということを書きました。
綺麗な編み目を作ることで正確なゲージが取れるようになるよ~ということも書きました。
今日は、ゲージについて書きたいと思います。

編み図やパターン図には、必ず「ゲージ 〇〇目 △△段」という表記があります。
編み物を始めたばかりの方からは「これって大事なんですか?」とよく尋ねられます。

大事なんですよ!!!!
ゲージ大事。

これは「この作品は、〇〇目、△△段で編んで10cmになる編み目の大きさでできていますよ」ということを言ってます。

例えば、編み図で「ゲージ 18目 28段」となっていた場合、18目×28段のものを編んでみて、それが10cm四方になれば、編み図の目数そのままで編み進めれば出来上がり寸法と同じ大きさのものができる、ということが分かります。

ちなみに、ゲージを測るために編む(もしくは編み上がった)10cm四方のものを「スワッチ」と言います。スワッチを編んでゲージを測る、ということです。

編み目の大きさは人それぞれで、きつめに編む人は10cmの目が多くなるし、緩めの人は少なくなりますね。編み物に慣れていない最初のうちは練習だと思って、ほぼゲージ通りになるように、まずスワッチを何度か編んでみてから本番に臨むのがいいと思います。

出来上がったスワッチは取っておきます。
初心者の方は、作っている最中に時々見直して、ゲージ通りの加減で編めているか確認した方がいいですね。慣れてくると目が引き締まってくることが多いです。何も考えずにそのままマフラーなどを編んでいくと、編み始めの幅よりも終わりの幅が狭い台形のマフラーができたりします(笑)

マフラーやバッグなど、サイズが多少狂っても使用に影響しないものは、私もスワッチはサボることが多いですが、帽子やセーターなど、狙ったサイズに仕上げる必要があるものは、必ずスワッチを編んでゲージを測ってから編み始めるようにしましょう。…面倒ですけどねw
複雑な模様編みとか初めての技法が出てきた場合、スワッチを編むときにあわせて練習しておきましょう!

他にも、ボーダーや模様などの色の組み合わせを試したりとか、指定と違う毛糸で編んだ時にサイズがどうなるかなどなど…スワッチを編むとたくさんのことが分かるのです

ゲージは大事!忘れずに




いつもありがとうございます!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村