【かぎ針編み】面白い!『こま編み交差編み』
こんにちは!
ニット・サークル『QUINIENTOS』(キニエントス)のアミです。
最近はレッスンを通していろんな気付きに出会いますが、最近は『新しい編み方』というものがあるらしくて、珍しい編み方をよく見かけます。
単に私の勉強不足もあるとは思いますが、今回はとにかくいま私的にアツい「こま編みの交差編み」について、画像も取り混ぜて徹底解説していきたいと思いますーー!
こま編みの交差編みとは
検索をすると分かりますが、「長編みの交差編み」の解説はたくさんありますが、こま編みの交差編みについての情報は本当に少ないです。
「要は長編みをこま編みにすればいいだけ」
と、確かにそうなんですが、長編み交差編みは1目ないし2目空けた所に針を入れたりすることが多く、ただ単にこま編みに変えればいい、という説明では、初めてやる方にとってはあまりにも乱暴ですよね💦
まず、こま編み交差編みと、普通のこま編みの違いを見てみます。
交差編みの方が、編み目が斜めに走っていて、もこもこしていると思います。
こま編みを交差する=こま編みが重なっているので、編み地が盛り上がってこのようなもこもこ模様が出ます。
編み地が普通のこま編みよりしっかりするので、バッグなんかにはいいですね
こま編みの交差編み 編み図記号の読み取り方
こま編みの交差編みは、本によるかも知れませんが、こんな記号で表されます。
こま編みが繋がっていますね。
Vの字が重なっているようにも見えます。
そこがキモです。
かぎ針編みのV字って何の記号でしたか?
「2目編み入れる」でしたね!
それが前後に重なって描かれているので、前後の目にまたがってこま編みを2目編み入れれば良いってことになります
では、左側のV2つの交差編みを、画像をまじえて解説してみます!
実際に編んでみます
①
まず、鎖編み1目で立ち上がった後、普通のこま編みを編むように根元に針を入れます。
最初に針を入れる場所が分からない…という方が多いみたいですが、場所はここですよ。
こま編みが1目編めました。ここまでは普通ですね。
②
次に、1目戻ったところにこま編みを編みます。
針の場所はここですよ!(棒針で指している目です)
つい、すぐ左側にある目に編んでしまいそうになりますが、そこは立ち上がり(ピンのついている鎖編み)の土台ですから、編んではいけない目です。間違えないようにしてくださいね!
慣れるまでは、立ち上がりの鎖にこのようにピンなどで印をつけておくと混乱しませんよ
ピンのついた目に繋がっている土台の目は編まない、と判断できます。
交差編みの2目めは、ちょうど最初のこま編みを編みくるむような感じになります。
いつものこま編みを編むときより、糸をぐっと引き出してくださいね!
③
こま編み交差編みが1回編めたところです
図でいうと、最初のVが編めたところです。目が重なっているのがなんとなく分かりますでしょうか?
④
引き続き、残りのVの分を編んでいきます!
⑤
こま編みが編めました。
次に、1つ手前の目に戻って、いまのこま編みを編みくるむように編みます。
ちょっと埋もれて見えにくいですが、針を入れる場所はここです!
こま編みの交差編みが2回編めました。
ななめになったようなこま編みが2つできました!
これで、さっきの左側の図が編めたことになります。
Vの重なりの数の分だけ、上の作業を繰り返すことになります。なので、右側の図はあと1回、こま編みの交差編みを編めばOKということになります
もしVの重なりが途切れている場合(上の図でいうと、左と右の図の間の余白部分です)は、編んだ目の2つ隣の目にこま編みを編んで、そこから1つ手前の目に戻って編みくるみ…と、交差編みを続けて下さいね。
いかがでしたか?
編み図が読み取れれば、交差編みはすぐできますよ
なかなか面白い編み方ですので、もし編み図で見かけたらぜひやってみてくださいね!
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